世界ばたばた子育てブログ

広州ばたばた子育てブログの続き。在宅で翻訳やらいろいろ。ダンナはラガーマンからコーチに、長男小2がラガーマンになり、次男年中は虫とカニ博士。今度どこ行こう、だけを糧に生きてるおばさんのブログ

中国人の女の子の恋心のお陰で私の中国語が飛躍的に伸びた件

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中国人の女の子の恋心のお陰で私の中国語が飛躍的に伸びた件

 

と、きれいなタイトルにしていますが、元々は

 

中国人ママとガチで対決したお陰で私の中国語が飛躍的に伸びた件

 

としておりました。広州にいるときに書いていたブログには、実は炎上を避けるためにあんまり書いていない事がありまして、それがこの中国人ママとガチで対決した件、なんですよねぇ。(日本人の間でも噂は早まるのがものすごい速いのと、日本語を勉強している中国人が読んでたりするという状態だったので、私の中での大きめな事件は封印していたのです)

 

あれは、もう今から、、、4年くらい前になりますか、長男が行っていた中英文の幼稚園でとある女の子のママが怒り狂っておると先生からいわれまして、恐る恐る教室にいったところ、

 

あんたの子どもがうちの娘の腕に怪我させた!

 

といってぎゃーぎゃーわめいておったのですね。

 

中英文の幼稚園は単にマンションから近いというだけで行っておりまして(日本人幼稚園は家から遠かった……反日デモ著しい時期だったので敬遠)でもその幼稚園、近場に住む外交官の子どもや我らのような日本人始め外国系の子供がいくこともあり、英語もやるってんで、国際的!と中国人たちの間ではちょっとした人気の幼稚園になっておったのです。というわけで、中国人はみな私達とは比べ物にならないくらいの金持ちが集まっておりました

 

そのママはその人たちの中でも典型例の親子でして、ダンナは何か不動産やってるイメージのドンのような風情でザ!角刈り、ママはそのダンナとはびっくりするほど釣り合わない若いレースクィーンのような人でした。そこにはママだけがいて、怒っていたんですね。

 

ゲェ……と想ったんですが、きーきーいってるので、そのママは何行ってるかよくわからず、先生が説明するところを聞くと、その子の腕、予防接種をするような位置に小さい引っ掻いたようなあとがありました。夜お風呂に入るときに、その子のママがそれに気が付き、誰かにやられたのかと聞いたところ、その子がうちの長男の名前を言った、ということでした。

 

で、長男に何かしたのか?と聞いたところ、案の定「ぼくやってないよー、何もしてないよー。困った~」という回答……これはどうしたもんか。。。もう少しその頃私が中国語ができれば、その女の子に「いつ、どんなふうに長男がやったのか」などを事細かに聞く事ができたわけなんですが、それができなかったのです。

 

でも、コレは本当におかしなもので、私だけかもしれないし、私だけじゃないかもしれないんですが、外国人と何か討論になった場合、テンパってるにも関わらず、いつのまにか、「……あたしのここでの発言や行動が日本人の評判に影響する」というような感覚が頭に浮かんでるわけです。じわじわと。いつの間にか、このダサい日本人ママが「日本代表」みたくなってるわけです。私の頭がおかしいのか。

 

で、うーん、私の子どもがやったという事実が確認できないのに、「ごめんなさい」と言っていいものかすごく迷ったんですよね。流石にその単語くらいは当時も分かっていたのでいうのは容易かったのですが、「い、いわない」と想っちゃって……すごい今考えれば意地っ張りの権化のようなかんじですが、とにかく謝らなかったんです。

 

でも、当然そのママは「謝れ、謝れ」っていうんですよね。なので、超拙い中国語で「傷はだいじょうぶですかー。とにかくちょっと今日は家に帰って、事情を聞いてきますからー。もうちょっと待ってくださいー」で押し切って帰ってきたんです。女の子の傷は同情するし、心配するが、謝らないを通してみたのです。

 

で、家に帰って聞いてみたところ、やっぱり「やってないよー、だいたいさ、その子とおれ遊ばないよ?」

 

……そうなんですよね。。。当時の長男はトルコ人と中国人のハーフの子、ロシア人、オーストラリア人(いずれも外交官の息子)と4人でまさにクラスの悪ガキ四天王のように君臨しており、まずもってリボンふりふりのその子と何か遊ぶということは考えられず、班も違っていたのです。

 

うーん、ますますわからない、と思い結局、先生に「うちの子はいつその子と一緒に遊んでたんでしょうか。クラスの授業中に一緒になっていたことはありますか?何度聞いてもやってないっていってて。。。とりあえずそのお子さんの怪我は心配です……(とはいっても大した怪我じゃないんですが……)」とか言ってみたんですよね。で、これまた想定内ですが、先生も全く見てないんですわ。ガックシ。

 

で、次の日、幼稚園に恐る恐るいってみたところ、今度は角刈りのダンナとモデルママが両方そろってその子と登園。当然ですけど、こちとら、万年のワンオペですよ!!どんなに妻がピンチのときでもダンナは横にはいませんでしたね。(まあこんなの私だけじゃなくて、周りの駐在員奥様皆さんほぼ同じなんですけどね)

 

くぅ、と思いつつ、二人のところに近づいていって「いろいろ事情をきいたんですが、うちの子やってないっていってて……でも、とにかくお嬢さんの怪我の状態はいかがですか?」と声をかけたら、「いえいえ、もう気にしないで-☆大丈夫だから!」「だいじょうぶですよ、奥さん。傷もよくなりそうです」

 

……え???昨日の剣幕とめっちゃ違う……どういうことだ、、と思いながらも、内心ホッとして家に帰りました。

 

そして、この日から私は中国語の鬼になりました。もう長男が幼稚園に言っている時間以外はほぼすべてを中国語の時間にあてまして、次男を授乳しているときも、料理をしているときも、出来る限りの時間を中国語に費やしました。寝かしつけのときも絵本を読んだら、速攻でiPodでヒヤリングしてましたよ。ほんとこんなにやって、どうして私はこんなに下手くそなのかって想うほどセンスは皆無でしたが、まあ、頑張りのかいあって、なんとか長男が卒園するころには少しは中国語が話せるようになりました。(そして今は忘れつつあります。翻訳してるので文章はいいですが、ヒヤリング……

 

今でも思います。あのとき、相手の子に状況を確認できなかったのが、私人生史上最強に悔やまれる事でした。海外で子どもをなんとか守らなければならないという母性本能が私の中国語の勉強の原動力になってました。

 

ちなみに、中国人とガチでという件は幸いこの件くらいでしたが、長男はありがたいくらいに中国で大暴れしてくれまして、この件以外にも私が決して得意ではない英語や中国語を駆使しまくらないと乗り越えられないハードルをものすごくたくさんこさえてくれました。とくに幼稚園の先生からはとくに3.4歳の頃は毎日の持ち物や行事の連絡以外にも、怒られるやら、褒められるやら、持ってきてくれ、話してくれ、縫ってくれ、作ってくれ、ロシア人ママと協力してくれ、オーストラリア人ママと相談してくれ、誕生日に呼ばれた、日本のことを紹介してくれ、ママ、長男が幼稚園のトイレの便器壊したよ…などなど……書ききれねぇ。

 

ちなみに、これも当時ブログには書きませんでしたが、誘拐多発エリアにも関わらず、長男がいきなり英語教室から一人で帰ってしまい(英語教室の先生たちの行き違いで…)、ほうぼう探し回ってたまたま友だちのパパが出会ってくれていたので(パパさんは、おぅ!という感じで挨拶した感じで、私が探し回っていたのは知らなかった)あと10分のところで公安のお世話になりそうだった事もあります。今思い出しても血の気が引く……。お友達家族のおかげで助けられました。

 

ちなみに、後日談ですが、この子の怪我の理由がわかりまして、幼稚園の先生から聞いたのですがどうも実際に怪我をさせたのは結局誰かがはっきりしないのですが、皆で手を繋いで輪のようになってぐるぐると回ってふざけていたことがあるらしく、手をつなぐ所が、両隣の子の腕の服のところを掴んで回っていたが、遠心力でばーんと子どもたちの輪が離れ、一部の子どもが腕に怪我をした、という事だったようなんです。

 

しかも、先生から付け加えられたのが、

 

ママ、仕方ないのよ、あの子、あなたの長男の事、大好きだったから……

 

ま…じ…か……

 

……女の子の恋心のお陰で私中国語必死でやっていたのかな……そう思うと若干微笑ましい……最近は広州のことをそんな風に懐かしく想ってます。私が出会った中国人ママたちは、そのレースクィーンママ含め、みんなほんとに面白い、よい人達でした。

 

 

ちなみに、なんでこんなネタを突然書いているかというと、とあるサービスに「寄稿」お願いします、と執筆依頼頂いたのですが、いろいろあって断ったのですね。そのときに「武勇伝」をテーマにひとつお願いしますっていうのがあって、結局断ったのでそのサービスでは書く事はなかったのですが、頭の中で想定していたのがこのネタでした。大した話しじゃないけどせっかくだから自分のブログに書いた次第です。最近、このブログを見て、仕事の依頼をいただくことが立て続けに2-3回ありまして、……こんなことってあるんだな。ありがたい事ですが、全部断ってしまったのですがね。

 

ワガママな事してないで、もう少し挑戦してみたほうがいいかなーと、中国語に必死だった自分を思い出して考えたりもしましたが、子どもがらみじゃないと必死になれないし、なにしろもうすぐ40……もう無理だわ- ということで今日のブログはここまで。

 

一生懸命つかった本。英語のDUOみたいなイメージかな?

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