世界ばたばた子育てブログ

広州ばたばた子育てブログの続き。在宅で翻訳やらいろいろ。ダンナはラガーマンからコーチに、長男小3ラガーマンの夢はYoutuberか農家か生物学者。次男年長は外遊びデビューですが私も張り付いて見ている。今度どこ行こう、だけを糧に生きてるおばさんのブログ

長男はほぼ中国語忘れました

私よりも中国語が上手だった長男。日本に戻ってからがんばって昨年9月末くらいまでwechatなどを使って若い中国人の先生から中国語をおそわってました、、、が、、、まあ小さい事もありPCの前に30分座るってのも大変で、私が「やれ」といってやらせていたのもあってレッスンになるとまともにやったりやらなかったりでヒィー(゚ロ゚ノ)ノという感じでした。

 

で、その先生が大学院の試験を受けるのでちょっとお休みしたい、他の先生に変わりましょう、ってなったタイミングで先生を気に入っていた長男が「他の先生なんてやだー」「・・・ですよね」ということでやめることにしました。ほぼ同じタイミングで英語もやめましたwww 本人からやる気が感じられなかったのと、当時我が家はダンナが健康問題を抱える事になり、私はできるだけ精神的な余裕を家族のなかに作る事を優先させました。大げさですが、「やらなくていいことはすべてやめよう」と判断したわけです。週2ずつ合計4回、中国語と英語に費やす時間はいらんわ、と思ったんですね。

 

で、それから1年。まー、覚えるのも早いが忘れるのも早い、まんま、ですwww水のように播州弁を吸収し、トイレに流すように中国語を忘れてゆきました。長男が本気播州弁でけんかしたら、関東の子にはまず負けないと思います。最近気がついたんですよね、彼が話している言葉が完全にナニワ金融道だってことに。唯一の救いは「この言葉は汚い」と長男が意識しているという事です。……ちょっと助かった……。私は播州の人は嫌いではありませんが、播州弁は嫌いです……。

 

関西来る時にナメられちゃいけねぇと思って購入。愛読書です。

ナニワ金融道 1
ナニワ金融道 1
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CoMax (2015-11-05)

んで、まぁ中国で必死で勉強しているときから分かっていた事ですが、幼少期6歳以降10年以上暮せば、ネイティブにもなれそうですが、そうでなければ、第二外国語をネイティブレベルに近づけるのはすごく難しい、という事を実感してたりもします。

 

うちの場合は続けさせる事も本当は本気で努力すればできたのかもしれません。私が鬼になり、「なにいってんだー、やれ~!」というかんじで長男に続けさせればそれなりに続いていたと思います。でも、それはやらなかった。その決断を将来後悔するかもしれませんけどね。

 

ただ、残念なのは、先日ロシア人の友だちから連絡がきたものの、もう遊びに行っても長男とロシア人のNIKITAは会話が難しいだろうなという事です。二人の共通言語は中国語だった。それだけが心残りです。まあどうせ子どもなんて言葉できなくてもなんとか遊びそうですけど。

 

ちなみに、NIKITAのママも線の細い我が子をプーチンのようなマッチョにしたてあげたいと思っていたようですが、あきらめてバレエに通わせているようです。本人の夢も「兵士」から「ダンサー」に変わったらしい。彼女はれっきとした外交官なので、中国時代はスパルタ教育してましたが、最近の会話で「もー全然言う事きかねーから」と申してました。世界中のママが徐々にあきらめていく過程は残念でもあり、また、ちょっとあたたかくもあります。

 

ニッキー、こんな体型だったしね。ママの判断正しいよ。