世界ばたばた子育てブログ

広州ばたばた子育てブログの続き。在宅で翻訳やらいろいろ。ダンナはラガーマンからコーチに、長男小3ラガーマンの夢はYoutuberか農家か生物学者。次男年長は外遊びデビューですが私も張り付いて見ている。今度どこ行こう、だけを糧に生きてるおばさんのブログ

子供会の存在意義

住んでいるエリアには子供会があります。参加加入必須、任意加入ではありません。関東育ちの私にはまったく馴染みがないのですが、集団登校という習慣がありまして、そこと連動しているという事らしい。住んでいるエリア(てか社宅なんだけど)の入居会則的なものにも子供会入会ってことが明記されてるらしい。見たことないけどね……。

 

日本に戻ってきてすぐに仕方なく働き始めたのですが、1年ほどで辞める事となり、自宅での仕事のみに切り替えたので、私は子どもがいながら働くママの気持ちも専業主婦の気持ちも分かるのですが、やっぱり置かれた立場によって、子供会に対してはいろいろな事を考えるなと思うのです。

 

例えば、働いているときは「子供会の役員なんてあたったら終わり……てか子供会やっぱり存続しないといかんのか、入らないかんのか。名簿だけあればよいのでは」と想っていたのですが、今はやっぱり「働いているときもそうだったけど、周りに住んでいる人とひとっつも関わらずに暮らしていくなんて難しい。せめて近所の子どもの顔と名前くらい分かっていた方が非常時に助けになるのではないか」というように変わってきました。

 

子供会に対しては色んな意見があるし、そもそもないエリアもありますよね。あるからっていって、地域の結束が強いかどうかは良くわからない……。ただ、もう私としては「非常時に助け合うため」これだけを思って参加しています。

 

先日、我が家のすぐ隣の家に2回も救急車が来た事がありました。引っ越しのときに挨拶にきたはずなんだけど、あまりに忙しかったのと、上下左右が同時に引っ越しだったので、挨拶しただけでお名前もお顔もなんかごちゃまぜになってしまった。

 

お隣は小学生以上のお子さんがまだいらっしゃらないので、子供会に入っていなかった。でも、子供会のお友達を通じて、救急車が来た理由を知る事ができた。インフルエンザの薬の副作用だったとのこと。よくはないけど、救急車が来た後、警察も来たとかいう噂?を聴いたりしていたので、ものすごく最悪の事態を想定したのだけれど、大事に至らなくてよかったなーと思ったのだ。結局お隣さんは幼稚園を通じて地域の人と関わっていた。あと数年もすれば子供会に入ってくる事になるだろう。

 

とまあこんなかんじで、私も周りも自分はそうは思っていなくても、周りから心配されたり、気遣われたりして生活しているわけで、こういう事が東日本大震災のようなときになんかこう助け合う力になるのではないかとぼんやり思ったりして、「子供会、やるか」という気持ちになっているのです。

 

というわけで、単なるくじ引きなんですが私は今年「会計」担当です。 がんばります。これって結構仕事だよなって思うくらい案外手間かかるけどね……。